環境に配慮した梱包って?
管理人あさひの「梱包」についてもっと詳く知っとこ!ブログ
クールな包装のデザイン
2020.05.11
クールなデザインは、静的、理性的に作り上げることになります。水平性を意識したクール表現をします。透明性のある静寂なイメージが知性を表してくれます。知性的なイメージを表すために、水平線と対比を抑えた配色が効果的になります。
知性派チラシデザインの主な条件として、モノトーン、水平性、寒色の配色、情報は少なめです。水平性が静けさを表してくれます。夜明けのというのは水平線がよく似合います。人々が眠りから覚める夜明けと太陽が沈む日の入りも、水平線が大地を支配します。
そのときに感じる静寂なイメージというのが、水平線、垂直線を強調すると静かな知性的なイメージを連想させます。青と抑制の効いたトーンが知性を表しています。暖色の赤は行動を表しています。寒色の青は落ち着いた冷静さをあらわします。同じ色相にすると、色相対比がなくなって、穏やかな静けさを表すことができます。明るいトーンを主体にした配色にすると、激しい対立がないので、穏やかで優しい静けさが表れます。写真のロング・ショットというのは、冷静さを表します。
モチーフを遠くから見つめている視線には静かで理性的なイメージが生まれます。逆にモチーフにアップで近くになるほど、迫力がでます。これは行動的な絵になります。
たとえば、山道を登って、その世界を間近にみることで、ゴツゴツとした岩が見えたり、倒れた木が見えたりして、それらが迫っているように感じます。けれど同じ山を遠くから見ると、前後や隣に連なる山々、雲や空、地平線などが一緒になった世界が見えます。同じ食品の包装でもロングショットだと静かで上品に見えます。アップにすると積極的にアピールすることができます。