環境に配慮した梱包って?
管理人あさひの「梱包」についてもっと詳く知っとこ!ブログ
包装に求めること
包装は、取引される食品や日用品、家電を保護する働きを有しており、それが包装の主要な役割となっています。保護の仕方にも色々ありますが、例えばガス遮断や防湿といった機能をもつ包装材もあります。これらの包装材は特殊な材料で出来ており、内容物の安定を保証します。船舶等で運送する際は、倉庫が高温多湿になることもありますが、そのような外部環境に置かれても、優れた包装材は内容物の品質劣化を防いでくれるのです。また、高速道路を走るトラックに積まれた貨物は、物理的な衝撃を頻繁に受けますが、緩衝材を含めた内装がしっかりしていれば、内容物自体にその衝撃が伝わることはありません。 包装は人が行う以上、その作業員の生命、健康を守るものでなければなりません。荷役、梱包作業を始めとして、保管作業、開梱等も問題なく進行する必要があります。これらの工程に危険なものがあれば、万全な包装とは言えません。また、作業中に内容物を壊してしまったり、盗まれたりするのも、包装の完結を妨げてしまいます。悪意のある人間が立ち入ることのできない場所で、均一に、大量に、また衛生的に包装するためのシステムが求められるのです。 包装には利便性と経済性も求められます。社会構造に合った包装であることが、一人一人の利便性を高めます。例えば、単身者の増加、女性の社会進出といった傾向を捉え、携帯性や開封性に纏わるニーズを正確に把握しなければなりません。また、包装が低廉であることで、内容物の取引に活気が生じます。包装材を安価なものにしたり、モジュール化したり、規格化したりすることで、市場の活性化に貢献します。