環境に配慮した梱包って?

管理人あさひの「梱包」についてもっと詳く知っとこ!ブログ

樹脂に加えられる添加剤について

2022.05.01

樹脂は目的に合わせて様々な添加剤を加えられることが多いです。 充填材はガラス繊維や炭酸カルシウムに木粉やパルプなどで、樹脂の強度を上げたり補強する目的で加えられます。 酸化防止剤はフェノール系やリン系が代表的で、熱による樹脂の酸化劣化を防ぐのが目的です。 光安定剤は紫外線吸収剤のことで、樹脂が受ける紫外線を変わり吸収して光酸化劣化を防止します。 難燃剤は塩素系や臭素系など様々あって、火がつきにくく燃え広がりにくくする為のものです。 熱安定剤は金属などの化合物で、成形時に脱塩素化をするのを防ぎます。 帯電防止剤主に界面活性剤で、帯電しやすい樹脂を改善します。 可塑剤は柔軟性を高める為に加えられるもので、一般的にはPVCに含まれることで知られます。 他にも潤滑性を付与する滑剤、結晶化を促進する為の結晶化促進剤、着色剤や発泡剤などがあります。