環境に配慮した梱包って?

管理人あさひの「梱包」についてもっと詳く知っとこ!ブログ

内容物の保護性と包装の持つ特性

2021.01.07

包装というのは、中毒や腐敗、汚れといったものに対して保護性が要求されます。食品用機能性包材の多くは保護性に関するものです。特にさまざまな遮断性に関係してくるものが対象となります。遮断性というのは、酸素、水分、水蒸気といったものだけではなく、匂い成分に対しても必要です。保香性や光線に対する遮光性。とくに紫外線には注意が必要です。温度に対する断熱性、振動、衝撃に対する緩衝性なども遮断性に含まれます。
青果に関しては、その鮮度を保持するためには、適度な呼吸を持続させる必要があります。包装容器が気体を透過する酸素透過性と二酸化炭素透過性と両者のバランスが重要です。精密機械や電子部品といったものは、振動や衝撃に対してのシールド性、酸素や水蒸気に対する遮断性といったものが重視されます。トイレタリー製品というのは、酸素と水蒸気に対する遮断性と同時に、香りの強いものが多いということで、香気遮断性も重要な要素になってきます。物品を流通させる場合には、その特性に応じて容器包装の持つさまざまな物理的強度が要求されてきます。
流通において、振動に対しては、包装容器の耐屈曲疲労性、耐折強度、耐摩耗性といったものです。衝撃に対しては衝撃強度、破裂強度、耐摩耗性などとなります。衝撃に対しては衝撃強度、破裂強度、引裂強度、緩衝性といったもの、そして引張強度、ピンホール強度といったさまざまな物理的強度に関する機能特性が重要になってきます。包装の保護性がどのような役立っているのか、舗装資材の保護性に必要な包材の理化学特性といったもの考える必要があります。食品に対して、包装はどんなものが役立っているのかを考えるのも必要です。